埼玉県の古墳、寺社、遺跡
前回のつづき。 天神塚古墳から上長瀞駅に戻り、秩父鉄道で2駅乗って皆野(みなの)駅へ。 どの駅も建物に風情があった。 荒川を渡った大渕古墳を目指すが、グーグルマップ上にピンが立っていた内出1号墳(薬師堂下古墳)へ立ち寄った。 線路の西側へ渡る踏…
前回のつづき。 大堺4号墳は、1~3号墳から400mほど南西に立地する。 途中で小さな流れを越えたが、大雨の時は危険になるようだ。 山際の道沿いには満開の桜も。 その下には、十二社大神へ上る参道もあった。 古道の雰囲気が漂う。 ほどなく金崎神社に到着。…
前回のつづき。 金崎古墳群の大堺1・3号墳は、2号墳の南70mほどにある。 3号墳の説明板の地図(左上が北) グーグルマップ上にはピンは無く、「さいたま古墳めぐり」の本の絵地図をいろいろな角度で手にしながら墳丘を探していると、畑の向こうに発見。 大堺…
前回のつづき。 この日は下記の本で紹介されている3ヶ所を中心に、秩父鉄道を利用しつつ歩き回った。 さいたま古墳めぐり―古代ロマンの70基 (さきたま双書) 作者: 宮川進 出版社/メーカー: さきたま出版会 発売日: 1997/09 メディア: 単行本 クリック: 2回 …
前回のつづき。 狭山市立博物館を出て周回路を西へ向かう。 右手には空の大きい芝生広場。 グーグルマップ上のピンを目指して。 ピンの近くで周回路を離れて雑木林の中へ。 墳丘を探したがわからなかった。 稲荷山公園の西で、端にはフェンスが。 ピンの位置…
前回のつづき。 ふじみ野市河岸記念館の見学後は川越線の南古谷駅へバスで出た。まだ少し時間に余裕があったので、川越から西に2駅の線路沿いにある牛塚古墳へ行ってみた。 的場駅で下車して住宅街を徒歩12分。駐車場の後ろに墳丘。 歩いてきた道を振り返っ…
前回のつづき。 権現山古墳群史跡の森を見学した後は、台地の縁に沿って北へ向かう。 右の金網の先は崖で下に新河岸川が流れる。 左の塀の向こうは大日本印刷上福岡工場。かつては陸軍造兵廠川越製造所。 振り返ったところ。塀は300m以上続いていた。 塀の中…
前回のつづき。 上福岡民俗歴史資料館から長宮氷川神社を経て、台地の縁に来たところ。 奥が古墳のある森で、手前の農家には立派な長屋門があった。 長屋門の東側に丘の上へ向かう道。 上っていくと左手に「県指定 権現山古墳群史跡の森」が。 ここから北に…
前回のつづき。 上福岡歴史民俗資料館の前の道は80m北西でそのまま長宮氷川神社の正面に続いていた。 境内にあった教育委員会の解説板。参道が長かったので「長宮」、ということは博物館前も参道だったのだろう。 長宮氷川神社長宮氷川神社は、江戸時代中期…
11月25日の土曜日、新座市にある平林寺を訪ねた。 NHK天気予報で紅葉の名所として”見ごろマーク”が出ていたので。 入口の総門を外から。 屋根は重厚な茅葺き。 入山志納料は一般500円。9時から16時半まで開門。 http://www.heirinji.or.jp/about/access.html…
前回のつづき。 南大塚駅から本川越駅へ向かい、川越駅まで歩きJR川越線に乗り換えて 3駅目の西大宮駅で下車した。 単線にもかかわらず大きな橋上駅だが、駅の北側にも南側にも店舗が見当たらなかった。 駅前の案内図。現在地の右側の指扇第一踏切のそばに「…
9月30日、南大塚の山王塚古墳の現地説明会の10時の会に参加した。 昨年3月の前回に続き2度目の山王塚古墳。 墳形は全国でも数例しかない「上円下方墳」 下方部一辺は57mあり、上円下方墳では全国最大の規模を誇る。 massneko.hatenablog.com 今回は徒歩で迷…
前回のつづき。この日は武蔵野線にお世話になった。 東所沢から北朝霞へ行って朝霞市博物館を見学した後、南浦和で乗り換えて北浦和の埼玉県立近代美術館で遠藤克利展を見てから南浦和に戻り、東浦和へ向かった。 最後の目的地は木曽呂の富士塚。 東浦和駅で…
中里の富士塚を登拝した後、東所沢駅へと歩きました。 最寄りの清瀬駅へは徒歩20分ですが、次の目的地が武蔵野線沿いにあったので。 柳瀬川通りは歩道がなく、散歩には向かない道でした。 木蔭で休むポスト。 柳瀬川通りから北側は、川に沿って低くなってい…
たまたまグーグルマップを眺めていたら、埼京線の中浦和駅から徒歩5分の駅近に桜のきれいな古墳があることを知ったので訪ねてみた。 駅から西へ、武蔵野線の貨物線高架をくぐって細道を行くと神明神社がある。 社殿の右後ろにしっかりした土盛りがあった。 …
前回のつづき。 川越シリーズの最終回。 愛宕神社古墳から南西に300m弱、国道16号(川越バイパス)を渡った反対側に浅間神社古墳がある(バイパス敷設時にどちらかが削平されなくてよかった) 国道に平行する道に面した鳥居。右の石碑には富士浅間神社とある…
前回のつづき。 仙波河岸公園内には崖上の愛宕神社への階段が設けられていた。 階段下にあった神社の案内。 愛宕神社地形は高さ6m、東西30m、南北53mの円墳で父塚といわれ川越市の指定文化財となっています。鎌倉時代、武蔵七党のひとつの村山党に属した仙波…
前回のつづき。 三変稲荷神社古墳を見学後、氷川神社古墳へ向かった。 川越の氷川神社で検索すると”古墳時代(欽明天皇2年・541年)の創建”とされる氷川神社がヒットするが、そちらは喜多院の北1kmに鎮座する、例大祭で著名な神社。 川越氷川神社 | 古墳時代…
前回のつづき。 喜多院の山門から徒歩8分ほど、住宅地の中を歩いていくと鳥居が見えてきた。 直前に子どもが3人、元気よく駆け出してきて走り去っていった。 三変土田稲荷は喜多院が所有する神社で別名は榎の木稲荷。ただし、聳えている大木は榎の木ではなく…
前回のつづき。 喜多院の山門を出た道の向かいに日枝神社がある。 社殿の脇の”土手”が、かろうじて残っている墳丘。 下記のサイトにわかりやすく記されているが、手前の道路にかつて後円部があったが、大正13年の県道工事で古墳のほとんどが削られてしまった…
前回のつづき。 日進での墓参のあと、4駅先の川越にある仙波古墳群を訪ねた。 川越の街の周りを西から北~東~南へと囲むように流れる新河岸川右岸の丘の上に6基の古墳が現存する。 今回も昇寛さんのサイトにお世話になる。 川越市慈眼堂古墳 » 埼群古墳館 …
前回のつづき。 朝霞二小の敷地内にある一夜塚古墳跡を見た後、そこから150mほど東にある古墳広場を訪ねた。 地名の通り「岡」となっているエリアの北端に古墳は立地する。この切り通しの左側が古墳。 坂を下りると黒目川で、すぐ東で新河岸川と合流する。 …
前回のつづき。 所沢航空公園を訪ねる際に、 昇寛さんのサイト・埼玉館 » 埼群古墳館で近辺を見たところ、朝霞に古墳公園があることを知ったので立ち寄った。 西武線所沢駅から西武池袋線で一駅目の秋津駅で武蔵野線新秋津駅まで歩き、武蔵野線で三駅目の北…
少し前に深谷の煉瓦工場跡へ行った際、周辺の古墳へも立ち寄っていた。 初めに訪れたのが国史跡の小見真観寺(おみしんかんじ)古墳。 東北自動車道を加須ICで降りて国道125号・行田バイパスを西へ向うと、秩父鉄道を越えてすぐのあたりにある。武州荒木駅か…
前回のつづき。 実際は「つづき」ではなく権現堂堤の前に行った。現在の江戸川から西に800m位、春日部古河バイパスから東に1km程の下総台地の北西端にあたる場所。 民家に囲まれるようにひっそりあった。 ちなみに埼玉にも葛飾という地名が残っていることを…
2016年3月12日、川越市にある山王塚古墳で現地説明会があると聞き訪ねた。 西武池袋線の南大塚駅で下車し、歩くと20~25分かかる。 余裕をみて着いたが、駅でトイレに入って出たときに方向感覚を間違い、北東方向に向かうはずが南西方向に歩いてしまった。上…
この日(1/9)の目的地は鹿島古墳群と深谷の煉瓦工場跡と決めていた。 途中カーナビに、気になる史跡マーク「畠山重忠史跡公園」が出たので寄ってみることにした。 畠山重忠は、前回にもリンクを入れたが吉見百穴と稲荷塚古墳を見たときに寄って大変感動した…
鹿島古墳公園はその東端に入口がある。 上記の背面が駐車場。 鹿島古墳公園案内図。下が北。林になっているところは崖下の河川敷になる。 上図の右部分。最初に行った農家の辺りにいくつもの円墳の印(緑の丸)があった。 この案内図がある位置。 その隣に説…
3連休初日の土曜日、少し遠出の古墳探訪をした。 下記の関東古墳探訪ベストガイドにも掲載されている”著名”古墳。 関東古墳探訪ベストガイド 作者: 東京遺跡散策会 出版社/メーカー: メイツ出版 発売日: 2011/07/10 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 2…
前回のつづき。 サッカー観戦の合間に春日部市の古墳に立ち寄った。 家を出る前に、埼群古墳館さんのサイトで目星をつけていた。 春日部市は東端が千葉県との境で江戸川で区切られるが、中央を古利根川がカーブを描いて縦断し、その支流も数多く流れる。 ウ…