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墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

椎名崎古墳群・C支群 千葉市南区おゆみ野

千葉県の古墳

前回のつづき。

大覚寺古墳訪問の後、京成千原線の「おゆみの駅」から400mほど南にある椎名崎古墳群C支群へ寄った。

こちらは南斜面の石段。丘の上が古墳公園になっていた。

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丘の上は落ち葉が敷き詰められた雑木林。いくつもの古墳が点在する「古墳の丘」

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あちこちに盛り上がりがある。

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こちらは1m近い比高差がある感じ。

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丘の南東側。見晴らしがよい。イオンタウンが見えた。

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イオン側に降りていく小道。

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降りた先には広い野球場があった。野球場に隣接して駐車場がある。

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説明板もあった。左下の地図は下が北になる。

椎名崎古墳群C支群は、主に古墳時代中期および後期の遺跡で約40基の古墳がみられ、大半は古墳時代後期の古墳です。古墳の墳形は、前方後円墳、円墳、方墳とバラエティに富み、円墳が最も多くみられます。「古墳の丘」に保存された7基の古墳も、前方後円墳4基、円墳1基、方墳2基とさまざまです。雑木林の中なので当時の古墳の形を直接見ることはできませんが、地図と照らし合わせると位置と所在がわかると思います。この案内板の前の園路は古墳の上を通っています。園路で遺跡を壊さないように、古墳の上に土を盛ってつくりました。平成14年3月 千葉市教育委員会

お願い:「古墳の丘」は、緑豊かな自然が残された雑木林となっています。雑木林の中は、散策や自然観察など自由に利用していただいてかまいませんが、地表面を掘ったり、削ったりするようなことはしないでください。

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落ち葉の中を歩き回ると気持ちが良い。

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別の説明板。こちらは周囲の古墳群も記されている。

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説明部分の拡大

おゆみ野地区の古墳

ニュータウンができてこの地域は大きく様変わりしました。多くの遺跡は発掘されて住宅地に生まれ変わりましたが、貝塚・古墳などの一部は公園として保存されています。おゆみ野地区には、古墳古墳時代前期から後期にかけて約300基近く所在していました。前期の古墳は比較的台地の先端近くに単独で位置しその数は少なく、後期になると台地上の平坦な部分に数多くがまとまって群を構成するようになります。古墳の形も前方後円墳、円墳、方墳とさまざまですが、数の上では前方後円墳は少なく、小型の円墳と方墳がその大部分を占めています。遺体を埋葬する部分は、この地域の軟質な砂層から切り出した切石を使った横穴式石室と石棺が多くを占めています。古墳とともに、その時代の集落遺跡も多く調査され、集落の近辺には一族を埋葬する古墳がつくられたものと思われます。この公園のある場所は、昔は台地のふちで谷に近いところでした。この「古墳の丘」周辺も昔は台地だったところで、古墳時代後期に全体で40基近い古墳がつくられ、それらの内の7基をここに保存したものです。平成14年3月 千葉市教育委員会

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赤い点が古墳。丘の上に密集している。

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古墳群の北にある人形塚古墳からは人物埴輪が出土している。

「発掘された日本列島2007」の主役(中核展示)だったもの。千葉~茨城に特有な髭の男の埴輪がある。

企画展

 

静まりかえった雑木林。

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風がない日だったのでよかった。

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光が差し込む西側。

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南西方向。白幡社がある別の丘。さらにその先の村田川の対岸、当地から2km先には菊間古墳群がある。

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菊間国の古墳群は1月に訪れた。このときは風が強くて寒かった。


 

遠くに東京湾岸の工業地帯も望めた。

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古墳の丘の南側、麓に道路を隔てて、割とモダンな「おゆみ野南小学校」があった。

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こどもたちは放課後に古墳公園で、木鬼や缶蹴りとかするのではないだろうか。

 

小学校のすぐ南には村田川の支流が流れる。さらにその南の丘陵は、今は「ちはら台」というニュータウンだが、かつては古墳密集地帯(草刈古墳群)

ちはら台公園や、まきぞの自然公園の一角には、前方後円墳も残っている。

探訪の際は、時間があればこちらもセットでぜひ。


 

この日は、これにて帰路についた。