前回の居多神社からは春日山城跡を訪ねました。車で8分ほどで春日山中腹の春日山神社前の駐車場に到着。
標高180mの春日山に、東西×南北2㎞ずつの規模をもつ雄大な山城で、上杉謙信(1530~1578)ら4代が居城とした場所が、遺構として残っています。
自分は、2009年のNHK大河ドラマ「天地人」(主人公は直江兼続)を見ていて、その夏に家族で訪ねていたので今回が2回目でした。
現地でいただいたパンフ(日本百名城 国指定史跡 春日山城跡めぐり)より。
見事な造成ですね。
ぱっと見ではどこから行けばいいのかとなりますが、山頂の本丸跡へは春日山神社(謙信公銅像前)からだと20分で登れます(結構急坂ですが)
駐車場から石段を上がって振り返って。
こちらが本丸跡。頚城平野が一望できます。
本丸にあった説明板。板に書かれていますが屋根があり、文部省によるものでした。
史蹟 春日山城趾
説明
頚城平野の西北に位置する春日山上にあって、上杉輝虎(謙信)の居城地であった。この山上に本丸を構え二の丸、三の丸をその下に配し、土塁、濠を重ねて比隣に勢威を示した。
頂上は蜂ヶ峰と称し、眺望に富み、付近の属城を十分に監視することが出来た。
本丸趾の後方、一段低い所に大井戸があって夏でも水の枯れることがなく、その北方に毘沙門丸及び御花畑があった。また西方には鐘撞堂や景勝屋敷趾等があって、南方の二の丸、三の丸方面には家臣の屋敷趾があった。
規模は極めて雄大である。
文部省
景勝屋敷のあたりから、南西方向の眺め。戦国時代と変わっていないでしょう。
このあと、直江屋敷の方へ時計回りに回って下ると、歩き続けて1時間程でした。
2025年10月上旬訪問