市庭古墳の次は、北東に400m程にある猫塚古墳へ。
市庭古墳と同じく、佐紀盾列(さきたたなみ) 古墳群の西群に属しますが、このあたりは大型古墳の密集エリア。
住宅の背後の竹藪にピンが立ちますが
近寄れる雰囲気では無かったです。
奈良県のサイトによれば、猫塚古墳は全長120mの、古墳時代前期の前方後円墳。昭和29年(1954)の発掘調査で、粘土槨を割石で囲んだ埋葬施設が見つかり、石釧や刀、剣が出土しているそうです。
橿考研のサイトに詳しい解説がありました。1983年の発掘調査では猫塚古墳の外堤上の棺、或いは陪塚的な埋葬施設と考えられる粘土槨が検出されています(猫塚北1号棺)
北側からの遠望。
西隣の瓢箪山古墳側に回ると、道路脇から墳丘に近寄れたようですが気づきませんでした。下記、ストリービューで。
瓢箪山古墳のように整備される日がくると良いですね…
ところで墳名の由来は、やはり猫が多かったのでしょうか。
2024年5月中旬訪問