墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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塩塚古墳 奈良県奈良市歌姫町

猫塚古墳(の木立)を見た後は、真北に300m程の塩塚古墳を訪ねました。

南東側からアプローチ。

 

柵で囲まれていますが、全長100m級の前方後円墳の、墳丘の様子は掴めます。

 

国史跡。石柱も立派。

 

5世紀前半の築造ですが、ここも前方部に削られた跡があり、奈良時代の瓦が多量に出土しています。

史跡 塩塚古墳
昭和50年6月27日指定 
塩塚古墳は、佐紀盾列古墳群の一つで、全長105mの前方後円墳である。後円部には堤がめぐらされているが前方部にはない。墳丘は後円部径65m、高さ8.5m、前方部幅52m、高さ3.2mの規模で後円部と前方部の高さにはかなりの差があり、前方部は後世に削平された可能性が強い。これを裏付けるかのように前方部周辺で奈良時代の瓦が多量に出土した。埋葬施設は後円部中央に粘土欄があり、すでに盗掘されていたが木棺を納めた構造が確認されており、棺内から短剣・刀子・鉄斧・鎌などが副葬されていたことが知られている。古墳の築造年代は墳丘形態や副葬遺物などから5世紀前半と推定され、佐紀古墳群の中では中程度の規模をもつ前方後円墳として、またその原形がよく保存されている古墳として貴重である。 
平成2年3月 奈良県教育委員会

 

後円部の周りは土が露出しており、周濠の雰囲気もわかりました。

 

後円部側への道は無いので、いったん南の道に戻ります。前方部先端側を南から。

 

墳丘西側に道がありましたが…(道路の右が塩塚古墳のエリア)

 

木々が密で道路から見通しが効かず墓地の先で引き返しましたが、いまさらになって塩塚古墳の北東に道を挟んでオセ山(マラ塚)古墳が残っていることに気づくという…

 

墓地脇を戻る際、墓石裏に刻まれたカタカナが目に入り、ジャワ島やニューギニア島で戦死された方々のお墓であったと知りました。合掌。

2024年5月中旬訪問