物見櫓古墳からは一旦十字路に戻り、北に向かって姫ノ城(ひめのじょう)古墳へ向かいます。
道路の左手に広い周溝と墳丘が姿を現します。(右が後円部)
道路が周溝に沿ってカーブするところに標柱が。
そこから周溝内へ。
右に後円部。墳丘側面の周溝が見通せます。
逆サイドの側面へ。右奥に前方部。
氷川町のサイトによれば、姫ノ城古墳は6世紀前半の前方後円墳で墳長86m、盾形の周溝を含めると全長115mになるそうです。主体部は横穴式石室と考えられ、両括れ部に造り出しがつく可能性があるとのこと。
「九州の古墳」(吉村靖徳著)によれば、後円部の周溝内からは石見型石製表飾、靫や笠の支柱など、福岡県の岩戸山古墳に次ぐ数の石製表飾が出土しているそうです。
後円部墳頂の茂み。
後円部から前方部方向。
前方部墳頂あたり。
再び十字路に戻ります。途中にポニーが飼われているエリアがありました。
2021年11月訪問