墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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野津古墳群(その2・物見櫓古墳) 熊本県八代郡氷川町

野津古墳群の説明板がある中ノ城古墳からは、十字路を西に向かって物見櫓(ものみやぐら)古墳へ。

 

200mほど西に行くと広場の奥に墳丘が。グーグルマップではここが駐車場となっています。

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さっそく墳丘へ。多分こちら側が後円部だったと思いますが記憶が薄れています。

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現地説明板は見当たりませんでしたが、下記の文化遺産オンラインによれば、物見櫓古墳は墳丘長62mの前方後円墳で6世紀初頭の築造。野津古墳群では最小規模ですが最も古く、物見櫓古墳、姫ノ城古墳、中ノ城古墳、端ノ城古墳の順に築造されたと考えられるそうです。

葺石を持つが、周濠や埴輪はなし。埋葬施設は石の抜き取り跡から全長11m前後の複室式横穴式石室をもつと推定されており、副葬品は多数の陶質土器や須恵器、鉄鏃、鉄矛、挂甲、胡籙、馬具、ヤリガンナ、ガラス玉、垂飾付耳飾などとのこと。

野津古墳群 文化遺産オンライン

 

墳頂の様子。

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後円部から前方部を。

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前方部へ移って、後円部を振り返って。

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樹木があって、西方向の眺めはチラリだけ。

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前方部先端側。

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その下へ降りて、見上げた墳丘。

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前方部裾から、左奥に後円部。

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墳丘の近くに、眺めの良い場所がありました。左に宇土半島の山々。

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2021年11月訪問