墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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青木遺跡4号地・3号地 鳥取県米子市永江

米子市埋蔵文化財センターから南に300mほどに、青木遺跡があります。

 

 

グーグルマップに導かれて団地エリアへ。そこに案内板がありました。

史跡 青木遺跡4号地
青木遺跡は、墳墓群と集落跡の遺跡として国の史跡に指定されており、4号地には今から1300年前の古墳群と弥生時代中期(2000年前)から古墳時代前期(1500年前)の古代村落跡が保存されています。古墳群は青木H35号墳(前方後円墳、全長33m高さ3m)を中心に、H44号からH47号墳の4基の小円墳からなり、このあたりの古代豪族の墳墓と考えられます。古代村落跡は竪穴住居跡と掘立柱建物跡からなり、11棟が調査され、他号地の多くの住居とともに約500年間古代村落が営まれたことがわかっています。これらの遺跡は地下に保存され標識やつつじ植え込みで表示してあります。
米子市教育委員会

 

説明板の前の階段を登ります。


丘の上には浅い切通し?

 

その先に、前方後円墳(青木H35号墳)がありました。

後円部裾から左奥へ前方部。

 

後円部墳頂に上がって前方部を。

 

前方部へ渡って、振り返った後円部。きれいな墳形です。


前方部右裾から。

 

その南には円墳がポコポコ残る”広場”。

 

4号地の200mほど東に、見学者用の駐車場(多目的広場)がありました。


そこにあった説明板。

史跡 青木遺跡3号地
3号地は標高37mの北東へ張り出した丘陵です。H地区の一部で、前方後円墳1基と円墳1基が確認されています。他は、住居跡の埋蔵が推定されていますが、保存のために発掘調査されていません。前方後円墳はH39号墳で全長27m、後円部径19m、高さ3.4m、前方部幅1.2mの帆立貝のような形をした古墳です。円墳はH40号墳で直径5m・高さ60㎝の小さいものです。今から1400年前頃(古墳時代中期)の築造と考えられています。
米子市教育委員会

 

ここもしっかり整備されています。

 

頂部には高さのある墳丘が。

 

H39号墳・前方後円墳との標柱も。

 

広い墳頂でした。


墳頂から南側。

 

西側に見えた団地。遺跡エリアは団地内公園として親しまれているようでした。


東側には大山が。

 

ズームで。