前回の琴平塚1号墳の南西1.5㎞ほどの県道沿いに、二子塚古墳と笹塚古墳が250mほどの間隔で残っています。
こちらは北側の二子塚古墳。
墳裾に精米所あり。バス停は「東谷」
南側の鳥居から墳丘に上がれます。
墳頂には2つの小さな祠。
鳥居側を振り返って。
墳丘を北東側から。径40mほどの円墳でしょうか。高さも結構ありますが、ちょっと検索しただけでは情報に到達できず。
※追記 昇寛さんからの助言で「双子塚古墳」で検索すると、1891年に学校建設のため前方部削平された前方後円墳の後円部(径18m・高4m)であるとわかりました(元の全長は73m?)
こちらは笹塚古墳。上記の二子塚古墳から南に250mほどに残る前方後円墳。
県道側に前方部を向けています。
前方部左裾に標柱が立ちます。その右が縦長の解説板。
笹塚古墳
栃木県指定史跡
昭和32年8月27日指定
墳型:前方後円墳
全長:100m
後円部:径63m、高さ10.5m
前方部:幅48m、高さ9m
築造時期:5世紀中ごろ
この古墳は、前方部を西に向けて築かれた前方後円墳で、市内では最大の規模である。後円部の墳頂に薬師堂が建っている。古墳の周りをめぐる周溝は、現在水田になっているが、畦道の様子から盾形であったことがわかる。墳丘の周辺から円筒埴輪や土師器などの破片が出土している。
本格的な前方後円墳としては、県内では最も早い時期に築かれたもので、当時の古墳文化を知る上から重要な古墳である。
9mは結構な高さ。
前方部先端に上がって振り返って。
前方部端から後円部方向。全長100mは結構な長さ。
鞍部から後円部を。
向かって右の後円部斜面は崩壊が進んでいます。
後円部上の薬師堂。
薬師堂前から前方部側を振り返って。
後円部墳頂の様子。
後円部の先端方向(北東)を。