墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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岸本7号墳 鳥取県西伯郡伯耆町口別所

前回の青木遺跡からは車で南東に12分ほど、米子市から伯耆町に入ったところにある岸本7号墳を訪ねました。

石州府古墳群の1.6㎞南で同じく日野川の右岸。大山の西の裾になります。

伯備線の岸本駅から徒歩15分の”駅近”古墳でもありました。

 

駅近といっても、道はすれ違えないほど狭いです。

周囲に木々があって見通しが良くないところにあるので、墳丘がいきなり出現したときにはおおっと声が出ました。


その説明板。

伯耆町指定文化財
昭和50年3月25日指定
岸本7号墳
岸本7号墳は、岸本古墳群の中心となる古墳です。直径45m、高さ4mの二段に築いた大型の方墳または円墳で、鳥取県内では最大級の規模を誇ります。
古墳の内部は、南に面して両袖式の横穴式石室があります。
玄室は、奥行2.76m、奥壁の幅は2.12m、高さ2.39mです。奥壁・側壁・天井は各1枚の板石で構成され、すきまには小さな割石がつめられています。また、壁面には舟形が認められます。床面には奥の壁寄りに仕切石が立てられています。なお、羨道は埋まって不明です。
副葬品は見つかっていません。
伯耆町教育委員会

 

その背後の墳丘。高いです。

 

上がらせていただいて墳頂の様子を。中央奥が来た道。

 

周溝もきれいに残っているようにみえます。

 

墳頂から西側。

180m先に伯備線が、そのすぐ先に日野川が流れているのですが現地ではわからなかったです。


墳丘の南斜面に穴が!

 

カメラを差し込んで撮ってみましたが…

人は無理だと思います。

 

と思ったら、額田大玉さんは入室されていました。

岸本7号墳

 

obitoさんも。

大和國古墳墓取調室

 

南裾から見上げた墳丘(開口部も入れたつもりでしたが…)