墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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観音塚古墳 兵庫県養父市上野

3月20日からエントリを始めた北近畿古墳旅(3月11~13日)の最終日です(やっと)

 

宿(道の駅但馬楽座 やぶ温泉)からは700m南という至近距離でしたが、日の出時刻に合わせて6時20分に到着。

 

道路脇の墳丘です。

 

回り込むと説明板も。

 

解説の終盤に感動。

県指定史跡 観音塚古墳
指定年月日:昭和54年3月20日
所有者・管理者:東上野区
谷間地峠の西側の小高い所に造られた古墳である道路工事中に埴輪が発見され、古墳として知られるようになった。発掘調査によって墳丘の裾部に円筒埴輪列が長径27m、短径23mの楕円形状に巡っていたことがわかった。石室もかなり損なわれていたが、全長5.4m、幅1.2mの横口式石室と考えられている。古墳が築かれたのは、古墳時代後期の6世紀前半である。観音塚古墳は、残りの悪い円墳ではあったが、多くの人々の協力により復元整備が行われ、峠をおさえる古墳としてその雄姿を今に誇っている。
平成7年2月 兵庫県教育委員会

 

2段の墳丘に上がらせていただきました。開口部はわからず。

 

墳丘の目の前の、狭い谷には国道9号線。

この山塊の向こう側に、円山川(と山陰本線)が通っています。

 

北方向は円山川支流の大屋川沿いの養父市上箇。

 

南東側に伸びる谷の先は円山川上流・朝来市の方向。

次の訪ねた堀畑1号墳は、この先2㎞の右山裾にありました。