墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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蛇塚古墳(移築・復元) 群馬県伊勢崎市下植木町

前回の鶴巻古墳からは西に3㎞強の蛇塚古墳へ向かいました。

 

行ってみると伊勢崎市立殖蓮第二小学校の敷地内でしたが、県道の足利伊勢崎線沿いだったので、説明板もズームして読めました。

蛇塚古墳の石室
この石室は、かつて日乃出町400番地に所在した蛇塚古墳(雷電山古墳)のもので、市内最大の横穴式袖無型石室です。永く将来に伝えるため昭和54年3月にこの地へ移築復元したものです。
蛇塚古墳は粕川左岸の段丘上に造られた前方後円墳で、昭和38年に発掘調査が行われ、石室内からは鉄鏃および玉類、墳丘部からは馬埴輪(市指定重要文化財)などが出土しました。古墳は、石室に使用されている石材および出土品などから6世紀後半の築造と考えられます。

墳丘
全長:約56m
主軸:北13度東
前方部幅:約38m
後円部径:約38m

石室
全長:9.0m
奥壁幅:2.0m
玄室長:6.05m
入口部幅:1.05m

平成12年3月15日 伊勢崎市教育委員会

 

日乃出町400番で検索すると1㎞ほど東南(粕川下流方向)のようです。

 

出土した馬形埴輪は足長。

蛇塚古墳出土埴輪馬/伊勢崎市

 

過去ブログを遡ると、2019年に群馬県立歴史博物館で開催された「集まれ!ぐんまのはにわたち」展で、実物を見ていました。

 

市内の赤堀歴史民俗資料館で常設展示されているようです。

常設展示/伊勢崎市

 

伊勢崎市内最大の石室、いつか見てみたいものです。

 

小学校の校庭では元気な子供たちが!

 

西側の枝道から良く見えました。

 

子供たちはここで遊んでいるのでしょうか。

2021年12月上旬訪問