今回の目的地に太田を選んだのは、古墳だけでなく見学したい建物があったから。
それが駅前に建つ太田市美術館・図書館。
建築家の平田晃久が手掛けた建物で、平成29年1月竣工・同4月にグランドオープンしている。
ぐるりと回ると姿が結構変化して、全体の形がつかみにくい。
自分は昨年夏にTOTOギャラリーの展示でこの建物を知って(動画を見て)、訪ねたいと思っていた。
その時に展示されていた太田市美術館・図書館の模型。
公式サイトに平田氏のコメントが載っている。
閑散とした駅前にもう一度人の流れを呼び戻し、楽しい街並みにしたいと構想されたそうだ。
https://www.artmuseumlibraryota.jp/facilities/
入口は三か所。ロゴはグラフィックデザイナーの平野篤史が担当。
内部も申請をすれば一定条件のもとで撮影ができる。
駅側エントランス脇のスペース。
そこには居心地のよいカフェもある。
ミラーに記された案内サイン。
スバルの関連グッズコーナーも。
入ってすぐは普通の図書館風だが…
らせんのスロープは、その先がどうなっているのか期待させる。
ゆったり並べられた本。
明るい室内で”試し読み”もしやすい。
分かれ道もあって迷路風。
子ども用スペースやレファレンススペースも個別にある。
傾斜もいろいろ。
螺旋階段も。
その螺旋階段から。
どんづまりにこんなスペースも。
どんづまりの先から見下ろして。
屋根の上も気持ちがいい。
木と土と草も。
広さもいろいろ。
瞑想する(?)少年。
目の前が駅前。
一番高い部分へ。ここも傾斜がいろいろあって面白い。
そこから北西側の眺め。中央奥が八幡山古墳のある丘か。
北東側。大きなビルはSUBARU。
外側にも迷路のようなルートが。
座れる場所がたくさんある。
もちろん中にも。
地元にあったら毎日通いたくなる場所でした。太田市民の方々がうらやましいです。