墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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毘沙門塚古墳(再訪) 茨城県猿島郡境町横塚

前回の駒塚古墳からは東へ6.6㎞の毘沙門塚古墳へ。

ここは境町は千葉県にも利根川を介して接しています。この町を以前訪ねたのは

八龍神塚古墳 茨城県猿島郡境町 - 墳丘からの眺め

境町歴史民俗資料館 茨城県猿島郡境町 - 墳丘からの眺め

 

と書いていて、なんとその時に、この毘沙門塚古墳も訪ねていたことを、ブログに書いている今になって気づきました。タイトルに、改めて「再訪」と入れました。

毘沙門塚古墳 茨城県猿島郡境町 - 墳丘からの眺め

当時は墳丘に樹木で覆われていたというのもありますが…

 

(気を取り直して)墳丘へ。

 

9年前、2016年春の様子。

 

くびれ部から上がるのは以前と同じ。

 

書き起こしは2回してしまいました。

境町指定文化財
史跡:毘沙門塚古墳
町指定:昭和57年5月1日
所在地:境町大字横塚字宮前
残存全長:54.4m
復元:約60m
後円部高さ:5.7m
旧長井戸沼を東に望む台地上に立地する。横塚古墳群最大の前方後円墳。 5世紀後半から6世紀前半の古墳時代中期末から後期前半のものである。

本古墳出土遺物は「円筒埴輪」四個体が町資料館に保管されているが、これらは底部から突帯までが長く、他にあまり例をみない。他の遺物としては盗掘により鉄刀、鏃(ぞく:矢じり)などが出土したといわれているが、それらは不明である。 
境町教育委員会

 

現地では、「初めて」の新鮮な気持ちで上がらせていただきました。


鞍部から前方部(南)方向を。

 

こちらは後円部。

 

後円部墳頂の様子。

 

北東方向に、広がる低地が望めました。


東隣には、古墳がありそうな雰囲気の林。

 

後円部から見る前方部方向。

 

こちらはおそらく同様の位置からでの、2016年の春の様子。

 

南西方向にも雰囲気のある木立。

 

西方向の畑。

 

北西にも雰囲気のある木立。

 

後円部先端側の斜面の様子。

 

裾から見上げて。

 

北東裾側から。

 

以前も同じような位置から撮っていました。

 

後円部北側の小径を東に降りていくとシンプルな橋に。

 

下流方向。

 

上流方向。


橋の向こうの平野の奥には、筑波山も。

2025年9月中旬訪問