墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

谷田古墳群(54・55・56号墳) 静岡県静岡市駿河区谷田

瓢箪塚古墳からは静岡県立美術館へ。

企画展「天地耕作 初源への道行き:2024/2/10~3/27)を見に行ったのですが、その一部は屋外展示されており、それを見に行く途中に図らずも3基の古墳に対面できて、喜びが溢れました。

裏山の斜面への園路脇です。最初に谷田55号墳。

 

隣の、谷田(やだ)54号墳の前には説明板。

 

横穴式石室が確認されているようです。

谷田古墳群
谷田地区には、6世紀代から8世紀初めにかけて多数の古墳が造られました。特に西側から南側にかけての斜面には、小さな古墳が密集しています。
谷田54・55・56号墳は、美術館周辺の環境整備事業に伴う調査によって新たに発見されてものです。
墳丘はほとんど削りとられていましたが、遺体を埋葬する埋葬するための石室(横穴式石室)や墳丘を取り囲む周溝が確認され、7世紀後半から8世紀初めに造られた円墳であることがわかりました。律令体制に組み込まれていく地域社会の様子を知る重要な資料であることから、墳丘を復元して古墳の位置を明示することとしました。

 

左が谷田54号墳、右が55号墳、奥が56号墳。

 

左54号墳、中央56号墳、右55号墳。

 

56号墳の背後から。左奥は55号墳、右奥が54号墳。

雨は続いていました。

2024年2月下旬訪問