今回からは静岡県の古墳シリーズ(最後のストック)です。何度かに分けて行っているので順不同で(書き起こしが楽な方から…)
はじめは今年の2月に訪ねた、静岡市の谷田(やだ)古墳群へ。
日本平のある山塊の北西端の立地。
雨天でしたが、整備された公園で見学しやすかったです。
谷田1号墳(宮ノ後古墳)には解説板があります。
谷田1号墳(宮ノ後古墳)
谷田1号墳は宮ノ後墳とも、いわれている古墳で6世紀の後半に築造されました。全体では50基以上にものぼる谷田古墳群の中のひとつです。
この古墳には横穴式石室と呼ばれる石を積んだ室があり、ここに死者を葬るようになっています。
横穴式石室からは、直刀、須恵器(坏、提瓶)土師器などの副葬品が出土しました。
静岡市
石室は埋め戻されたようです。
歩道を回り込もうとすると、左手側に小さな53号墳の墳丘がありました。
園路を降りて振り返った1号墳。
1号墳に上がらせていただきます。
墳頂かから先ほどの53号墳を。南東方向になります。
北方向にも墳丘が見えます。
それが谷田52号墳でした。
52号墳側から見た1号墳。
3基の円墳が残る静かな公園でした。1号から52号へと、番号にかなりの開きがあるところが気になりましたが…
その先にあった熊野三柱神社。
参拝者用駐車場。
2024年2月下旬訪問
その1か月前に、ふっき~さんが訪ねられていました。
静岡県静岡市駿河区谷田 谷田1号墳(宮ノ後古墳)・谷田52号墳・谷田53号墳 | 古墳探訪