墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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塚口古墳 福岡県筑紫野市原

九州国立博物館で至宝を目にした後は、南東に1.4㎞ほどにピンが立つ塚口古墳へ行ってみました。

県道65号は、筑後川の支流の宝満川沿いを通っています。県道35号はその支流沿い。

 

住宅地として開発された中に残る墳丘です。

 

上記から左を見て。全国各地で見られる住宅街。


現地説明板あり。

塚口古墳
このみかさ台団地が造成される以前、ここには17基の古墳があり、字名が「塚口」と呼ばれていました・
古墳などの土盛りが塚と呼ばれていたことから、つけられた地名です。
昭和47年に発掘調査が行われましたが、正式な報告がなされていないため、出土品・時期などは明らかではありません。調査後、復元保存されたこの古墳は、横に入口が付き、前室と後室の二つの部屋をもった「複式横穴式石室」と呼ばれる形式のものです。
前室には土器や鉄器等を供え、後室に遺体を安置し羨道は部屋への通路と考えられています。
筑紫野市教育委員会

 

石室長6.6m。

 

この雰囲気は施錠でしょうが、奥は見えるのかどうか。

 

見えました!結構見ごたえのある石積みです。

 

羨道の先に前室、奥に玄室。

 

奥室の背面側から見る墳丘。

 

振り返った北東方向、奥は三郡山地。山の向こうは王塚古墳がある桂川町です。

2024年2月下旬訪問