墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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大谷古墳(未到達) 福井県三方上中郡若狭町下タ中

大谷古墳は、前回の脇袋古墳群から車で北に5分ほど、JR小浜線の若狭有田駅から徒歩14分で歩ける場所に。

 

社会福祉法人事務所の建物と道を挟んだ向かいの丘にピンが立っているのですが…

 

道路に沿って柵が奥まで続いています。


扉らしき箇所もあるのですが。

 

すぐ後ろは背丈ほどの笹が密生していて、人を寄せつけない雰囲気。

 

福祉事務所の方に話を伺えたのですが、数年前までは小学生が校外学習で石室見学に来ていたのだそう。

 

若狭町古墳マップによれば、若狭町指定史跡の大谷古墳は6世紀中頃に築かれた径27.5mの円墳で、石室は玄室長5.1m、羨道長5.6m。

副葬品には馬具、飾大刀、鉄鏃、玉、須恵器などが知られそう。

https://www.town.fukui-wakasa.lg.jp/material/files/group/17/kofun-map.pdf

 

その後に訪ねた若桜町歴史文化館のエントランスに見事な石室の写真がありました。

 

obitoさんや額田大玉さんのサイトにも。

大和國古墳墓取調室

大谷古墳

 

再び整備されて見学できるようになる日が来ることを祈って…

 

丘の麓から西方向。左奥の集落に若狭有田駅があります。


そこから左(南)、谷が開ける方向。

小浜線は向かいの丘裾に沿って通り、左奥で直角に右(西)へ方向を変え、北川に沿って小浜を目指します。

その北川の左岸にも、複数の前方後円墳が立地していました。