墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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西馬塚古墳 大阪府羽曳野市白鳥

前回の栗塚古墳からは風情を残す東高野街道を南へ。

 

誉田八幡宮を参拝してからさらに南西へ歩き、羽曳野市役所の南の西馬塚古墳へ。

墓山古墳・向墓山古墳は4月末の”まりこふんバスツアー”で訪ねましたが、そのコースからはちょっと外れていた古墳です。

 

ここも住宅街の中に忽然と出現するタイプ。

 

西馬塚古墳は、一辺45m・高さ10m余で幅7mの濠を持ち、葺石や埴輪を有する堂々とした古墳でした。

古市古墳群
西馬塚古墳
古市古墳群の中央部、標高約29mを測る段丘の上に立地する方墳です。墳丘は後世に削られ原形を失っていますが、これまでの発掘調査によって、1辺の長さ約45m、高さ10m余りの、堂々とした規模であったことが明らかになっています。
墳丘の斜面には葺石が施され、周囲には幅約7mの濠が巡っています。墳丘の上には円筒埴輪や朝顔形埴輪とともに、家、盾、蓋、水鳥などをかたどった埴輪が立てられていました。
古墳時代中期(5世紀後半)に造られ、大型の前方後円墳に葬られる有力者に従った人物を埋葬したと推定されています。
羽曳野市

 

金網に切れ目がありますがそこには宮内庁の標柱が。

 

そこから北西方向。

 

北西の端まで行って振り返って。

 

住宅の塀は墳裾ぎりぎりに。

 

南西側の角から。背が高い墳丘です。

 

東馬塚古墳と名前が似ていますが意味はあるのでしょうかね(1㎞ほど離れています)

 

見学後は古市駅へ。

徒歩6分の距離でしたが、朝にスタートしてから7時間半ぶりに戻りました。