前回の吹上円墳の800m西、佐賀瀬川が造った谷戸を挟んだ向かい側の丘陵端に、横穴墓群があった。
県道沿い、耕地整理の記念石碑の脇に、小さな案内板あり。
マップでは、この道の正面の位置にピンが立っています。
路から右手(北側)の眺め。
その先で佐賀瀬川を渡ります。突き当りに説明板が見えました。
橋上から右手を。
川沿いで3,4人の方々が何かの作業をされていましたが、みなさん熊除けの鈴を装着していました。
路の左手、南方向は、なだらかに標高が上がっていきます。
解説板の前に到着。
町指定文化財 佐賀瀬川横穴古墳群
佐賀瀬川横穴古墳群は、向山山腹東向きに会津盆地を見渡すように並ぶ9個の洞穴で、大きいのは口径1.7m、直刀・人骨などが出土している。
この横穴は古墳時代末期(5~6世紀)ともられる群葬古墳で、古墳時代の古代人が集落を成して生活していたところとされる。
会津美里町教育委員会
その後ろの斜面上に「穴」が見えました。
踏み跡があったので登ってみると、土嚢や柱で補強された穴がありました。
内側から。
その隣の穴も。
穴の前から。杉が無ければ、谷戸の中の集落を望めると思います。
穴の前から左側を。ころげ落ちないように慎重に下りました。