2021年4月16日から2泊3日で弘前の街を訪ねたが、利用したJR東日本の大人の休日俱楽部パスは4日間の乗り放題なので、もう一日を使って会津の古墳を巡りました(日帰り・単独墳行)
東京駅6:40発のやまびこ203号に乗って郡山駅で磐越西線快速に乗り換え、会津若松駅に9:40に到着。
振り返った南側。磐越西線はここから方向転換して西へ。その向かう方向には転車台と扇形期間庫があることに今、グーグルアースを見ていて気づきました…
並びのホームの只見線では南へ線路が続いています。
今回は駅から徒歩10分にある、ニコニコレンタカーを利用。
初めにすぐ北側の独立丘・大塚山霊園に残る、会津大塚山古墳を訪ねました。
東側斜面にある園路沿いに、隣接する古墳の遠望ポイントがありました。
一箕古墳群(いっきこふんぐん)
会津若松市一箕地区には、古墳時代前期に作られた大型の前方後円墳が3基確認されています。
ここから東側に眺められる山並みは、背あぶり山系です。その手前、右手にある飯盛山の頂上に「飯盛山古墳」があります。また、飯盛山から旧滝沢街道の通る谷を挟んだ北側には「堂ヶ作山古墳」が知られています・この2つの古墳は、この時点で振りかえると後方に見える「大塚山古墳」よりも古い時期に作られたとする学説が有力です。3基の古墳に葬られた人達は、会津盆地にいた有力者である可能性が高く、何らかの関係があったものと考えられます。当時の人びとには、背あぶり山系を見上げれば朝日を浴びて3つの古墳が横たわり、偉容を誇っているように感じられたことでしょう。
距離はどちらも1.4㎞ほど。手前側に谷を挟んだ二つの丘の上。
右の二こぶ山の右山頂に飯盛山古墳、左の山頂がおそらく堂ヶ作山古墳。
こちらの山頂に飯盛山古墳があるはず。麓には、さざえ堂や白虎隊自刃の地があります。
堂ヶ作山古墳がある山頂(?)
前出の説明板写真では、写真より右枠外にその位置が示されていますが…
会津大塚山古墳の前方部側の裾近くから。
「東北古墳探訪」によれば、飯盛山古墳は全長65mの4世紀前半の前方後円墳(標高368m)、堂ヶ作山古墳は全長84mで同じく4世紀前半の前方後円墳(標高382m)
今回は遠くから眺めるだけとして、アプローチは次の機会としました。
この日は4月19日。奇しくも、ふっき~さんが廻ったちょうど一週間前でした。