墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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五郎山古墳 福岡県筑紫野市原田

古墳館で石室・壁画の精巧なレプリカを堪能した後は、背後の丘上の五郎山古墳へ。

 

厳重に閉じられた扉。兜の雰囲気がありますね。

 

宇宙船のようにも。

 

説明板あり。

五郎山古墳
五郎山古墳は、古墳時代にこの地方を治めた豪族の墓で、昭和22年(1947)に地元に人によって発見されました。すでに盗掘を受けていましたが、石室にたくさんの壁画が描かれていることなどから、昭和24年(1949)に国の指定を受けました。
古墳は、6世紀の中頃に築かれた円墳で、直径約32m、高さは約7mあります。古墳の周りには周溝と呼ばれる浅い溝が巡っています。
墳丘のなかには全長約11mの横穴式石室があり、壁面には「馬にまたがった人」「祈りを捧げる人」「弓を引く人」などの人物画や、被葬者の冥福を祈るための「鳥」「船」、魂を守護したといわれる「靭」「弓」など、当時の人々の生活や考え方を知ることができる貴重な絵が「赤」「黒」「緑」の3色を使って描かれています。

 

石室ミニチュア模型もありました。

 

開口部の背面側から。

 

木々の間から南西方向の街並み。国道3号線の高架が横切っています。

2024年2月下旬訪問