年始に訪ねた「日本のたてもの展」、東博会場は表慶館。
企画展となっていて、一般1500円かかります。
建築模型や資料によって「自然素材を活かした日本の伝統建築の造形的特徴を古代から現代建築まで通史的に俯瞰する」という試みで、上野の博物館3館(東京国立博物館・国立科学博物館・国立近現代建築博物館)での共同開催。
東博では「古代から近世、日本建築の成り立ち」がテーマ。エントランスホールにて、3つの塔の模型に迎え入れられた。
左から一乗寺三重塔、法隆寺五重塔、石山寺多宝塔。いずれも10分の1サイズ。
法隆寺五重塔は2015年に、生涯3度目の訪問をした。
多宝塔は2層目の円形が美しい。
こちらは2014年に訪ねた。
以下に展示模型の一部をピックアップ。
奈良県橿原市今井町の今西家住宅。模型は国立歴史民俗博物館所蔵のものが多かったが、ほとんどが中央で二つに分割され、内部構造がわかるようになっていた。
上記の左側。屋根裏の柱・梁まで、同縮尺で細かくつくられている。
現地でちらりと見た外観。街並み全体が温存されていて素敵でした。
こちらは東村山市の正福寺地蔵堂。
真ん中で割られ、中がよくわかる。
ここは5年前に参拝しました。
東村山ふるさと歴史館 諏訪神社 東京都東村山市諏訪町 - 墳丘からの眺め
京都の大仙院本堂は庭も再現。
ふすま絵も細かく描かれています。
登呂遺跡の復元住居模型もありました。
首里城正殿の模型は平成館での展示でした(つまり常設展料金で見られます)
こちらも10分の1サイズ。サイズが統一されていたので建物の大きさを想像しやすかったです。
この模型は昨年1月に那覇でも見ましたが、ライティングの具合で印象が違っていました。
首里城・2020年1月 沖縄県那覇市首里当蔵町 - 墳丘からの眺め
2013年に見た首里城の雄姿。
東博での展示は2月12日まで(要事前予約)です。