墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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映画「どん底作家の人生に幸あれ! The Personal History of David Copperfield」

 久しぶりに、見た映画のことを。 

gaga.ne.jp

 

チャールズ・ディケンズ(1812~1870)の代表作のひとつ「デイヴィッド・コパフィールド」の映画化最新作(wikipediaによれば7回目か)

 

とても面白かったです。

 

ほとんど予備知識なしに見たので、始めはキャスティング(あえての多様性)に戸惑いましたが、”波乱万丈のストーリー”(というか登場する人々のキャラクター)にエンドロールが始まるまでぐいぐい引き込まれました。

 

「半自伝的」ということは実話に基づいているのでしょう。児童労働などの場面も一部ありますが、全体はファンタジーのようなトーンに感じました。登場人物だけでなく、建物や部屋が面白く、大事な役割を果たしていると思います。

筋とは直接関係ないですが、ロンドンを走るシーンのバックに写っていた建設中の国会議事堂に圧倒されました(一瞬ですが)

 

おすすめの映画だと思います。

 

ディケンズ作品の映画では「大いなる遺産」も面白かった記憶があります。イーサン・ホーク、グウィネス・パルトロウ主演版です(調べると1998年製作なので、もう23年前というのが驚きですが)

大いなる遺産 (字幕版)