墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

「日本のたてもの~近代の日本、様式と技術の多様化」展 @国立科学博物館・上野

前回の、東博での展示を見た後、国立科学博物館の展示会場も訪ねました。

企画展ではないので常設料金一般630円。一部屋での10件ほどの展示。

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最初は第一国立銀行の模型。

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下記の清水建設のサイトの解説によれば、明治4年(1871)8月着工、翌年6月に竣工した、日本人(二代清水喜助)によって造られた最初の西洋館。
当初は三井組の銀行として計画されましたが、明治政府の政策により明治6年に第一国立銀行(初代頭取渋沢栄一)として開業。

第7回 絵図で辿る三大洋風建築 「第一国立銀行」(上) | アーカイブス | History | Our Heritage | 清水建設

第8回 絵図で辿る三大洋風建築 「第一国立銀行」(下) | アーカイブス | History | Our Heritage | 清水建設

 

続いて、三菱一号館(明治27年:1894年竣工、ジョサイア・コンドル設計)、旧石巻ハリストス正教会教会堂(明治13年:1880年竣工、設計者不詳)、迎賓館赤坂離宮(明治42年:1909年竣工、片山東熊設計)、三井銀行京都支店(大正3年:1914年竣工、鈴木貞二設計)、帝国ホテル旧本館(大正12年:1923年竣工、フランク・ロイド・ライト設計)などが続きます。

旧帝国ホテルの全体模型(明治村に残るのはエントランスの一部のみ)があって興味深かったですが、常に人が見入っていて写真はとれず。

 

こちらは昭和8年(1933)竣工の日本橋高島屋は高橋貞太郎の設計。

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屋上に動物園は、戦後に象が飼われていたそうです。

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昭和27年(1952)と昭和29年(1954)に村野藤吾設計で増築されています。

重要文化財 髙島屋東京店(日本橋店) 東京都中央区日本橋 - 墳丘からの眺め

 

霞が関ビルディングは昭和43年(1968)のオープン。大型H型鋼を使った高層建築のさきがけでした。設計は山下寿郎建築事務所、日本設計、構造設計は武藤清、施工は鹿島建設・三井建設JV。

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写真から高揚感がひしひしと伝わって来ました。

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日本一の高さを誇っていた時の写真には、神々しさを感じます。

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東京都庁舎は昭和61年(1986)の築。設計は丹下健三。

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安藤忠雄の設計による光の教会は平成元年(1989)の竣工。@大阪府茨木市。

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屋根をとった模型により、壁の切込みで現わされた十字架がわかります。

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以前に国立新美術館で開催された安藤忠雄展では実物大のレプリカが展示されていてびっくりしました。 

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差し込む十字架の光。

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安藤忠雄展 光の教会の実物大レプリカ @国立新美術館 - 墳丘からの眺め

 

このほか、京都迎賓館や国立科学博物館(旧東京科学博物館本館)そのものの模型もありました。

展示室から出て、中央ホールを見上げて。

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ステンドグラスをズームして。

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こちらの展示は1月11日で終了しています。

企画展「日本のたてもの -自然素材を活かす伝統の技と知恵」会場テーマ:近代の日本、様式と技術の多様化(2020(令和2)年12月8日(火)~2021(令和3)年1月11日(月・祝))- 国立科学博物館

 

日本のたてもの展は、もう一カ所、国立近現代建築資料館でも「工芸と近代化~大工技術の継承と展開」が開催中なので、2月11日の会期末までに行ってみたいと思います。