友山・武香ミュージアムを見学後、根岸武香が発掘をした黒岩横穴墓群を訪ねた。
南東3㎞の八丁湖公園の中にある。
振り返った東方向には、2~3㎞先の荒川まで低地が広がる。
八丁湖の水量は少な目。
入口の堤からは800m。
湖畔の遊歩道をくねくね進む。
サインに従って進むと目立つ看板があったが、穴は見えず。
現地説明板もある。3㎞ほど南西にある吉見百穴を凌ぐ規模の横穴墓群。五百穴?
黒岩横穴墓群
黒岩横穴墓群は明治10年、根岸武香をはじめ地方の有志によって発掘され、16基の横穴が見つかったので通称十六穴とよばれた。
明治11年、オーストリア公使ヘンリー・シーボルトが、明治12年には大森貝塚の発見者として有名なエドワード・モースが視察に来ている。
横穴墓群は、百穴谷、首切り谷、地獄谷、茶臼谷、神代谷の5か所に分布しており、この一帯の斜面には未発掘の横穴が多数埋没していて、その総数は、五百基以上と推定され、国指定史跡である「吉見百穴」よりも、はるかに大規模できわめて良好に保存されていると考えられる。
平成10年3月 吉見町・埼玉県
12月上旬でもこの繁り具合。ベストシーズンは2月末か?
斜面手前側には柵が続く。
背面側を振り返って。
そこから右(南)方向。建物の先に八丁湖。
横穴がわかる場所もあった!(看板は読めず)
そのひとつをズームで。
引いた位置から。
斜面の上側にはこの看板。
そこから振り返って。
地表の下には吉見百穴のような岩盤が連なっているのだろう。
吉見百穴は2013年に長男と訪ねた。