墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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ピーター・ドイグ展 @東京国立近代美術館・竹橋

先月に見に行ったピーター・ドイグ展。

初めて知った画家でしたが、じんわりと心に残る素敵な作品ばかりでした。

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会期は10月11日までに延長されています(チケットは日時指定)

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/peterdoig/

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ピーター・ドイグ(1959年~)はエジンバラに生まれ、トリニダード・トバゴとカナダで育ち、ロンドンの美術大学で修士号を取得。

同世代以降のアーティストに多大な影響を与えているドイグは「画家の中の画家」と評され、これまでにテート(ロンドン)、パリ市立近代美術館などを始め各地で個展が開催されているが日本では今回が初になるそうです。

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/peterdoig/

 

大きなキャンバスは、正面に立つと没入できる。

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抽象画ではないが、写実的ではない。

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水面と天の川。光る緑。

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 ポスターにある作品の部分。

「ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ」2000~02年・シカゴ美術館蔵

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こちらも部分。木々の向こうの建物はコルビジュエ。

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「ラペイルーズの壁 」2004年はニューヨーク近代美術館蔵。

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「スタジオフィルムクラブ」シリーズは、映画上映会での手作りポスター。

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音声ガイドのナビゲーターは女優の「のん」さんですが、本展を企画した枡田学芸員の解説内容も非常に興味深かったです。

 

公式サイトには詳しい解説が。会場の3DVRまでも。

https://peterdoig-2020.jp/ 

しかし実物にしくはなし。

 

美術館サイトにある美術家・美術史家のレビューも読みごたえあり!

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/peterdoig/#section1-4

 

おすすめの展覧会だと思います。

 

竹橋から見るお濠の水面は、水草で埋まっていました。 

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