亀都起(きつき)古墳の次は、旧豊後森機関庫を目指したが途中で道に迷い、大廻りしていたところで素敵な建物に出会った。
木造2階のようだが背が高い。道路が少し切通し気味だったので、余計に高く感じた。
玄関脇の大きな表札には「玖珠郡教育会館」と。
1階と2階の窓の間にはエンブレム。
玄関口の様子。
軒の支える金具も軽やかなデザイン。
玄関に向かって左側に、壁を外側で支える三角の構造体があった。フライングバットレス?
振り返った道路の向こうでは火災の跡。
背面側の様子。
検索すると、下記のサイトに行き当たった。
旧玖珠税務署で、設計者・施工者は不詳だが竣工は1934年の昭和一桁。
縦に並んだ上げ下げ窓は建築当時流行した様式とのこと。外観は正面右側にあった外階段を撤去した程度で、原型をよく留めているそうだ。
ストリートビューを見ると、白い下見板張りの外壁が青空によく映えていた。