前回のつづき。
近鉄の新大宮駅からタクシーを利用してJR奈良駅へ。
東口に着いたが、そこには旧駅舎(の一部、現在は観光案内所)がある。
昭和9年(1934)の竣工で、近代化遺産の指定を受けている。保存運動が実って平成16年(2004)に駅舎主屋の部分が動かされ、観光案内所として再利用されている。
http://www.nantokanko.jp/midokoro/1338.html
内側から漏れる明かりがきれいだった。
前回来た時は朝早かったので外観のみ鑑賞。
内側は中央に案内カウンターがあって、その上に建物とは独立した柱と梁が組まれている。天井は格式の高い「折り上げ格天井(ごうてんじょう)」
周囲には、スタバやおみやげやも。
柱頭の意匠も凝ったもの。
正面側には縦長の連続窓があって軽やかな雰囲気があった。
30分に1本の電車の時刻が迫っていたので、早々にホームへ向かった。
桜井線(万葉まほろば線)に乗って、この日の宿泊地の天理へ。
京終(きょうばて)、帯解(おびとけ)、櫟本(いちものと)と、知らないと読めない駅が続いて4つ目が天理駅だった。
駅前広場には2年間には無かった新しい施設が出来ていた。
昨年4月に完成した「コフフン」という交流施設で、野外ステージや大型遊具、カフェなどがあるが、陽も落ちていたので誰もいなかった(翌日は大変な賑わいだったが)
http://www.pref.nara.jp/46617.htm
アーケード街を通ってビジネスホテルへ向かう。途中のラーメン店で夕食をとる。
この通りは天理本通という「参道」だったようで、19時前だったが人通りは少なかった。
宿に着いてすぐ、風呂にお湯を溜めて一息。翌日がメインイベントの古墳ツアーでしたが「前日」のこの日も結構歩き回って、スマホの歩数計は3万9千歩になっていました・・・