前回のつづき。
日枝神社の参拝後は周囲を徘徊。
山王下の信号から西へ進むと赤坂Bizタワー。
外堀通りへ戻り、北へ進むと気になる企業博物館があった。事前予約制なので次の機会に。
1階に見慣れない車が展示されていた。
オフィス家具で有名はオカムラはかつて車や飛行機もつくっていたことを始めて知った。
日本で始めてのFFのオートマチックトランスミッション。
その先に進むとプルデンシャルタワーがそびえ立つ。
外堀通りの向いのビルに外壁模様がそのまま写っていた。
さらに進むと東側に気になる坂道があった。
上っていくと石垣も。
上部はほぼ垂直で高さもある。
坂との境には排水口のアーチで組まれていた。
苔や蔦が風合いを醸し出していた。
坂の途中に標柱があった。新坂(しんざか)
この坂を新坂といいます。「新撰東京名所図会」には、「墨西其公使館の南方を。溜池の方へ下る坂をいふ。」と記載されています。名前の由来は、新しくできた坂ということでその名がつけられています。明治9年(1876)の地図には道が入っていませんが、同17年(1884)参謀本部の図では現在にちかい道路がみえています。おそらくその頃できた坂でしょう。また、別の名を遅刻坂ともよばれていますが官庁街にむかう役人、登校を急ぐ学生がカバンをかかえてかけあがる風景から呼ばれたともいいます。
遅刻坂で検索したら横須賀にも「ちこく坂」があった。
坂上から振り返ったところ。
崖上の建物は日比谷高校内の創立百周年資料館で元は明治期の煙草王・村井吉兵衛の美術品収納倉庫だった。年に1度、9月の学園祭で内部が公開されるそうだ。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/kekan/documents/6-hibiyakoukousiryoukan.pdf
JTのサイトにも村井吉兵衛について記されている。
レジャー/たばこ旅日和 > たばこジャーナル > たばこワールド
坂を上がりきると、神殿風の薬業健保会館。
その向いにはメキシコ大使館があった。
メキシコ大使館のブロック塀。
つづく。