六本木、繁華街裏手の窪地に広がる墓地。
その「六本木墓苑」は、いくつかの寺が共同で管理しているようだ。
大昔の夜、どこかの店に行く途中で、ぽっかり空いた穴のような暗闇に出くわした時の驚きは、今でも印象に残っている(ような気がする)
そこが「丹波谷」で、そこ(底?)への坂道が丹波谷坂ということは最近知ったばかり。
丹波谷坂 たんばだにざか
元和年間旗本岡部丹波守の屋敷ができ、坂下を丹波谷といった。明治初年この坂を開き、谷の名を坂の名称とした。
下から見上げる丹波谷坂。
上りの一方通行だが、結構頻繁に車が通る。
坂上から振り返って。
丹波谷坂のすぐ南に並行する不動坂。標柱はなかった。
こちらは丹波谷から南に上る、名前のない坂。
坂の途中で振り返るとY字の分岐になっていた。右手の先を右に折れると不動坂。
正面の建物の後ろで道が通じているが、この時は工事中で通れなかった。
坂上方向。車の通れない細い道だったがバイクがよく通る。
こちらは再び丹波谷の墓地へ降りる道。瀬里奈ビルの裏手。
なかなか急な階段。
途中で振り返ったところ。
坂を降りて、墓地の際から振り返って。
墓地沿いの道も「閻魔坂」の名があったことを後で知ったが撮りそびれてしまった。
その坂が、バス通り(外堀東通り)に突き当たる角の店に描かれた絵が面白かった。