墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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三べ坂 東京都千代田区永田町

前回のつづき。

メキシコ大使館の前の道をそのまま道なりに行くと坂道の途中に出た。

 

消えかかっているが「三べ坂」

 

説明板はもう読めなかった。

 

こちらの方のサイトに写真と解説文が書かれていた。23区内の740の坂を探訪・記録されている。

三べ坂(千代田区永田町方面)

 

こちらの千代田区観光協会にも。おかべ、あべ、わたなべの三邸があったから、三べ坂。

三べ坂〔さんべざか〕

永田町二丁目、参議院議長公邸と旧永田町小学校の間を、日比谷高校グラウンドを右に見て日枝神社の方に下る坂です。
『新撰東京名所図会』には、「華族女学校前より南の方に下る坂を、世俗三べ坂といふ。昔時、岡部筑前守・安部摂津守・渡辺丹後守の三邸ありしより名づくといふ。」とあります。
また、坂上の西側一帯は松平出羽守の屋敷で、松平家が赤坂御門の御水番役をかねていたところから、この坂は水坂とも呼ばれました。

 

標柱の位置から坂下方向。

道の左側は金網だが、上記サイトには見事な煉瓦塀が写っている。

 

建物(衆議院会館)は2010年に建て替えられているが、その際のことだろうか。

http://www.obayashi.co.jp/chronicle/works/63800.html

 

上記の中央の坂を上がっていくと煉瓦塀が残っている箇所があった。

 

その場所の道を隔てた向いには自民党本部。

 

左折すると道沿いにオブジェがあった。

 

旧永田町小学校だった。明治41年に開校し昭和12年に竣工した建物だが1993年に閉校した。

(旧)永田町小学校・幼稚園

 

そのまま国道246号の方へ進むと、左に「三べ坂」へ続く道があった。左が旧永田町小学校。

 

平河町の交差点。道幅の広い246号・青山通り。このあたりが一番標高があるのではないか。

 

地下通路を通って対岸へ。地下に都道府県会館への入口があり、入ると各都道府県の観光案内が沢山並んでいた。

 

中を抜けていくと会館の西側玄関に出た。

 

道の反対側には出来たばかりの東京ガーデンテラス紀尾井町(旧赤坂プリンスホテル)のビルが聳えていた。右は住居棟。

つづく。