墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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原口古墳 福岡県筑紫野市武蔵字原口

2日目の夜は二日市温泉の宿に泊まり、翌朝日の出とともに近くの古墳へ向かいました。宿から800mほど南に、原口古墳。

 

目の前のお宅の後ろが墳丘です。

 

私有地的な雰囲気があり、本来であれば許可を得てから入るべきでしたが、早朝であったので静かに入らせていただきました。申し訳ありません。

 

枝をかきわけて少し登ると手水舎のようなものが。

 

原口古墳の標柱あり。

 

墳頂に祠があり、しっかりとした階段がついていました。

 

参拝して振り返って。

 

祠の背面側は大きく落ち込んでいました。

 

降りて祠を背面側から。

 

現地説明板は無いですが、筑紫野市のサイトに詳しい解説がありました。

長らく円墳と考えられてきたものの、昭和46年(1971)の調査で、全長約80m、後円部径約56m・前方部幅約25mの前方後円墳とわかったとのこと。「墳形や出土遺物から見て、九州地方では最も古い時期に作られた大型の古墳」と考えられるそうです。

後円部中央部から、粘土や朱とともに、三角縁神獣鏡3面、直刀3振、鉄斧4個、管玉・丸玉5個などが出土。原口古墳のすぐ横から新たに2基の古墳と甕棺墓も見つかっているとのことです。

原口古墳 - 筑紫野市ホームページ

 

後円部裾から、右奥に前方部。

 

小径があったので、少し降りて振り返った後円部。

 

そのあたりから北方向。すぐ先にはドン・キホーテ。


木々の間から、南東方向。

2024年2月下旬訪問