墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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赤堀33号墳(五目牛史跡公園) 群馬県伊勢崎市五目牛町

前回の蟹沼東古墳群からは700m強東北東へ、前々回の地蔵山古墳からは北北東に600m弱の、国道17号バイパスと北関東自動車道との隙間三角地帯に残った赤堀33号墳(五目牛史跡公園)を訪ねました。

 

左は北関東自動車道の側道。ブランコの向こうに赤堀33号墳(その向こうに駐車場あり)

 

五目牛(ごめうし)史跡公園案内図

☆赤堀33号墳☆
この古墳は、公園整備事業に伴い、その景観を永久にとどめ、後世に伝えるため保存されている。一部発掘調査は実施しているが、埋葬主体部といった主要な部分は未調査のため、詳細は不明である。推定される古墳の規模は最大直径約47mの円形状で、周堀は南側が途切れ「C」字形を呈している。墳丘は葺石で覆われ、築造年代は古墳時代後半と推定される。周辺にも多くの古墳は認められるが、赤堀33号墳は相対的に規模が大きく、被埋葬者は地域の名主的な存在であった人物と思われる。

 

ゆったりした円墳です。

 

背中(北)側に回り込んで。

 

色づいた銀杏がとても綺麗でした。

 

墳頂から東南棟方向。

 

西側の駐車場を。

高速高架があったりして、眺めは得られませんが「永久にとどめ」ようとされている意志が感じられました。

 

2021年12月上旬訪問