墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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長者塚古墳 群馬県桐生市新里町関

前回の白山古墳からは東北東に3.5㎞の長者塚古墳へ。この日で、一番高所の標高350mに残る古墳でした。

 

畜産農場の一画でした。左に標柱。

 

南に開口する、天井石をほぼ失ってかなり埋まった石室が。

手前が羨門、奥は天井石の一部と思われます。

 

玄門を真横から。



玄門を奥壁背後側から。

 

玄門の下に入って奥壁を。

 

体の向きを変えて、羨道側を見ると楣石が。

 

その下の穴にカメラを入れて。

 

フラッシュを使うと羨道側壁が写りました。

 

墳丘を奥壁背後(北)側から。

 

桐生市のサイトによれば径約20mの、なんと五角形墳で、盗掘で遺物はなく7世紀後半ころの築造と推定されるとのこと。
安山岩を加工した截石切組積(きりいしきりくみづみ)の横穴式両袖型の石室で、羨道長が右3.16m・左3.30m・幅1.05m、玄室長が右3.11m・左3.15m・幅が中央で1.96m。

羨門は「八」の字のように下が開く“転(ころ)び“という様式が使われているそうです。

長者塚古墳|桐生市ホームページ

 

2021年12月上旬訪問