墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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夏吉1号古墳 福岡県田川市大字夏吉

夏吉1号墳は、前回の21号墳の300mほど北にあります。

 

この二股を右へ

 

二股から20mほどに入口あり。

 

最初の階段を上がると開口部が見えます。

 

ここも複室構造。

田川市指定文化財(史跡)
夏吉1号墳
所在地:田川市大字夏吉2667番地
指定年月日:平成2年4月9日
本古墳は標高47m付近に築かれた円墳で、裾部の直径は14.2mを超えます。主体部は南に開口する複室横穴式石室を備えます。
石室全長は8.2mを測ります。使用石材は花崗岩です。玄室の奥壁に向かって左側に石棚を持つ特徴的な石室構造です。
出土遺物は鉄鏃、須恵器などがあり、古墳時代後期(6世紀後半頃)頃の築造と考えられます。
田川市教育委員会 令和4年9月30日

 

実測図部分。

 

ライトを当てた開口部。

 

前室から玄室を。


左で張り出しているのが、石棚です。

 

奥壁側から。

 

奥壁から羨道を。



羨道から開口部。

 

開口部を左右から。

墳丘規模は小さくとも、とても立派な石室でした。

2023年9月上旬訪問