墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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箕田丸山古墳 福岡県京都郡みやこ町勝山箕田

扇八幡古墳の解説にも記載があった箕田丸山古墳は、直線距離で250mほど南東でした。

 

集落の中は道が細いので、外に停めて歩いて行きます。

 

グーグルマップのピンの位置に木立が見えるのですが、なかなか近寄れず。

 

畑仕事をされていた方に伺うことができました。草ぼうぼうと言われましたが一応行ってみます。

 

薬師堂の裏からとのことで…


斜面に石碑がありますが、お墓?

 

墳丘の尾根へ。

 

下草は無いので進むことができました。手前が後円部、奥が前方部。

全長40mの前方後円墳で6世紀中頃の築(後出の九州大学総合研究博物館のサイトより)

 

前方部墳頂。

 

前方部から振り返った後円部。

 

まだ葉が多い時期で、周囲は見通せず。

 

後円部の斜面、急ですが地面が見えていたので降りてみました。(振り返ったところ)

 

そこに開口部を見つけて、感動。


手がやっと入るくらいの隙間。

 

差し込んで撮ると、壁の石材が写りました。

 

平家蟹さんは2012年に入室されて、ドーム状に石材を積んだ見事な玄室を撮られています。

古墳のお部屋ブログ館 箕田丸山古墳

 

こちらの九州大学総合研究博物館のサイトでは、今は埋まっている前方部の実測図が見られます。

倭人伝の道

 

前方部から出土した単鳳環頭大刀などの写真は下記で。

単鳳環頭大刀 文化遺産オンライン

 

後円部斜面(石碑の前あたり?)からの眺め。

 

薬師堂の先の道は墳丘裾に沿っていました(墳丘へ登れるルートは無いですが)

前方部先端(左裾)まで行って振り返ったところ。左奥へ後円部となります。

2023年9月上旬訪問