墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

画像が出ない場合はPCで、クロームOSでお試しください。

室山古墳 熊本県八代郡氷川町宮原

前回の上平原古墳から徒歩4分に室山古墳があります。

 

そこには覆い屋と説明板。

f:id:massneko:20220131213653p:plain

 

近くの別の場所から出土した舟形石棺と箱式石棺が安置されています。

f:id:massneko:20220131213705p:plain

室山古墳
当地を宮原町大字今字室という。およそ70年前にここから朱ぬりの舟型石棺が台地の北側で掘り出された。棺身、棺蓋とも中央から著しく割れている。東部にはつくりつけの枕がある。1号石棺と名付けている(向かって右)
さらに昭和49年宮原小学校新築の際、当地点から組合せ式の箱式石棺が発掘された。人骨は頭骨、歯の一部や大腿骨と思われる骨の一部、遺物として鉄斧、刀子等が発見された。2号石棺と名付けている(向かって左)
築造年代はいずれも5世紀代前半頃(古墳時代)と考えられる。
昭和51年3月 宮原町教育委員会

 

舟形石棺(1号)の棺身が右端、蓋が中央で、箱式石棺(2号)が左端。

f:id:massneko:20220131213717p:plain

右の1号の手前側には石枕が彫られていますね。現地で説明文を読んでいなかったので、近接写真が無いです…

 

覆い屋の隣に、「室山古墳群」と刻まれた標柱がありました。

f:id:massneko:20220131213737p:plain

 

そのあたりから西側の眺め。

f:id:massneko:20220131213755p:plain

 

道を下って振り返った覆い屋(左上)

f:id:massneko:20220131213821p:plain