墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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国越古墳 熊本県宇城市不知火町長崎

前回の桂原古墳から、国越(くにごし)古墳へ戻ってきました。

国道266号からの分岐の看板には、さまざまな行先の下に古墳の表示も。

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(株)理化電子の先で右へ入ると、その先に前方後円墳の前方部先端が!

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前方部右隅から。

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右奥が後円部。大きいです。

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一段上がると後円部がよくわかりました。

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前方部上から後円部を。

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後円部に上がって振り返って。右奥のお宅のワンちゃんが番犬の役割を果たしていました(吠えていました)


後円部墳頂も入れて。

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後円部南縁に土嚢。

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下に降りると開口部がありました。

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開口していない開口部です。

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開口部を塞いでいるのは「閉塞石」

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現代のドアのような取っ手付きです。

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色がついているように見える側壁。

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一段下に説明板。

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国越(くにごし)古墳
全長62.5m、6世紀から半ばにかけての前方後円墳。
昭和41年の調査から3面の鏡、勾玉、耳輪のほか、刀や馬具等が確認された。
また、この調査以前にも人物や馬などの埴輪や円筒埴輪などが出土している。
主体部は単室の両袖型横穴式石室で、玄室奥の石棺のまわりには線刻があり、赤・青・緑・白の4色で塗り分けられていた。
平成22年3月 宇城市教育委員会

 

説明板のあたりから南東には八代海!

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東方向。

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きれいな円錐形の山が見えました。

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グーグルアースで、鍵穴形がよくわかります。

 

宇城市のサイトには、赤・青・緑・白の4色で描かれた抽象絵画のような奥壁の絵(の概念図?)が見られます。

国越古墳(くにごしこふん) / 宇城市

 

obitoさんのサイトによれば、昭和41年の調査後に埋め戻されてしまったとのこと。

大和國古墳墓取調室

 

額田大玉さんのサイトで、すぐ周辺にまだ数基あったことを知りました。

国越古墳