墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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石州府1号墳 鳥取県米子市石州府

前回のつづき。

道路の反対側から望む石州府1号墳。

 

ため池の北西の入り口から入っていくと、何か気になる石組みが。

 

石室なのか、それとも石材を利用した庭園的なものなのか…

 

大きな墳丘を西側から。

 

南に回り込んでいくと、斜面上に説明板が!

 

説明板があってよかったです。

石州府1号墳
米子市内で最大規模を測る円墳で、直径43m、たかっさ6mを測る。埋葬施設は、南西に開口する両袖式の横穴式石室である。開口は古く、出土品は伝えられていないが、整備の際に玄門付近から、金銅製椎太刀、鍔、馬具(鐙)等が出土しており、豪華な副葬品を埋葬していたと推定される。石室は、奥行4.5mの大型のもので、巨石を組み上げて造られている。
6世紀末頃に、このあたり一帯を支配した豪族の奥津城を考えられ、その力を示す大古墳である。
米子市

 

その先に、開口部が。

 

四つん這いになって中を。


逆三角の先にも奥が…

しかし、左右から細かい土が流入しているのがとても気になります。

 

逆三角の先には大きな石室が!

 

しかし段差が結構あり、入ると戻れなくなるかもしれないので、ここまでで。

 

立派な奥壁でした。

 

墳丘上から南西方向。右の道路の向こうに石州府67号墳が見えています。

 

振り返った北東側。

 

すぐ後ろは太陽光発電所だったのですね。