墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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藤塚古墳 山梨県甲府市上阿原町

横根の積石塚から南に降りてきて、国道20号に近い住宅地の真ん中に、藤塚古墳があります。

 

小型車しか入れないような住宅地に。

 

全長45mの前方後円墳ですが、残っているのは後円部の一部のみ。

藤塚古墳(ふじづかこふん)
所在地:甲府市上阿原町757番1外
藤塚古墳は、地籍図から推定すると前方部を南にした長さ約45mの前方後円墳である。すでに前方部が削られてしまい、後円部の一部が残されているのみである。
前方後円墳は中央政権からの規制が特に厳しく、極めて有力な首長層にしか築造することが許されていなかったため、県内でも十数基しか現存しない。古墳時代が少ない地域に前方後円墳が存在していることは、古墳時代中ごろのこの地域の姿を知るためにも非常に貴重な古墳である。
ここ藤塚は「富士塚」と書かれることもあり、また「京塚」とも呼ばれる。
平成20年3月17日 甲府市教育委員会

 

前方部から後円部を見ている感じでしょうか。

 

後円部側から。墳裾の一部に沿うように用水路がありました。

 

踏み跡を辿って墳頂の祠へ。


見下ろした用水路。