出西小丸(しゅっさいこまる)古墳は、荒神谷遺跡から西南西に4.5㎞程、斐伊川右岸の立地。あの西谷墳墓群とは川を挟んで2㎞ほどの距離。
県道197号(すぐ近くまでは「出雲ロマン街道」でした)から墳丘方向。画面中央、田んぼの先の草むら(墓地)にピンが立ちます。
用水路を渡って墓地へ。
このときの出雲墳行では、まりこふんさんの「出雲の古墳アドベンチャー」を頼りとしました。
墓地の左側に「目印!」と書かれていた標柱を見つけました。その先に開口部!
幸いにもハチはいなかったので室内へ。
見事な切石積みでした。
奥壁も平滑な一枚岩。
奥壁を背にして。
フラッシュで。
前出のガイドブックによれば、出西小丸古墳は7世紀前半築の円墳。
羨道側壁に立てかけてある閉塞石には「閂の浮彫りがある」ともわざわざ書かれていたにもかかわらず、通り過ぎてしまいました…
石室から出て一息ついて、正面の北西方向を眺めました。
出雲空港へ降りる飛行機が。空港は東に9㎞。
2021年10月上旬訪問