前回の城不動坂古墳のすぐ南西に、高屋築山(城山)古墳:安閑天皇陵があります。
まず、民家の間から対面。
後円部の北側に出ました。
そこから左奥は後円部先端側。
反対側は前方後円墳の右(北)側面の濠。
周濠に沿う道を進んで、前方部左裾の角を。
スマホ広角で。角の右は前方部端側で、右奥に拝所の鳥居が見えています。
角から左は墳丘の左側面。奥が後円部。
グーグルアースで。墳丘の上(北)の道路を歩いて、拝所へ向かいました。
左から来ました。生垣の右は入れないエリア。
正面から参拝。
前方後円墳での拝所は、前方部先端側の中央です(全てがそうかは確認していませんが…)
高札もあります。
高札は国道170号に面しています。
道路の向かい側から。
羽曳野市のサイトによれば「安閑天皇陵古墳」は墳丘長122m、後円部径78m・高さ13m、前方部幅100m・高さ12.5mの前方後円墳で、全周する幅約15mの濠を有するが、堤の規模は不明瞭。中世の高屋城の築造や陵墓改修により大きく改変されているそうです。築造時期は6世紀前半頃と考えられているとのこと。
「古市古墳群をあるく」によれば、昭和初期にくびれ部付近に空洞があったことが知られていて横穴式石室の可能性があるそうです。
出土品には鰭付円筒埴輪や朝顔形埴輪、衣蓋形埴輪、須恵器などとともに、本古墳の副葬品かは定かではないものの江戸時代に墳丘の崩れた部分から出土したと伝えられる、ササン朝ペルシア製のガラス碗(重文)が東博にあるとのこと。
見たように思うのですが画像が見当たらず。下記で見られます。