墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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姫塚古墳 長野県長野市篠ノ井石川

前回の川柳将軍塚から北へ続く林道。

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百数十m先に姫塚古墳への案内板があります。

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途中で右の、階段が付いている方へ。

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林道から3分ぐらい登って墳丘に説明板前に到着。ここも松が多い林でした。

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姫塚古墳は全長31mの前方後方墳。

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史跡 姫塚古墳
国指定文化財
昭和52年7月14日指定
姫塚古墳は、全長約31m、後方部の長さ約20m・高さ約4m、前方部の高さ2mの前方後円墳である。
墳丘の残存状況は極めて良く、これほど残りの良い古墳はまれである。
内部構造は未調査のため知られていないが、遺物の出土も伝承されていない。
本墳と同じ前方後方墳は各地にみられるが、その大半は古墳時代前期に築造され、本墳も同様に前期古墳とみられる。
立地や墳形から、およそ1700年前、古墳時代前期前半に、南方200mに位置する川柳将軍塚古墳に先立って築造されたと考えられている。
昭和52年(1977)に川柳将軍塚とともに国の史跡に指定された。
川柳将軍塚保存会 長野市教育委員会

 

前方部から後方部を。

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後方部墳頂です。

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後方部の先は下り斜面です。

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振り返っての前方部方向。

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東側をズームすると、枝を透かして平野部が。

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前方部左裾側から。左奥が後方部。

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前方部右裾側から。右奥が後方部。

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振り返った先に溝を経て、墳丘のような高まりが。

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その”高まり”から姫塚古墳側を振り返って。

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姫塚古墳の築造時期は、長野市のサイトによれば松本市の弘法山古墳とほぼ同年代の4世紀中葉ごろと考えられるそうです。

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