墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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胴山古墳 埼玉県坂戸市石井

前回の新山古墳群から1.3㎞北東には胴山古墳の印があります。

 

南側の道路から墳丘あたりを。

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「埼玉の古墳めぐり」で取り上げられている70基のうちのひとつ。

埼玉の古墳めぐり

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全長63.2mの前方後円墳で推定築造時期は6世紀後半。

胴山古墳の項の見出しは「越辺川流域なら、大きいのは俺さ!」

このあたりは越辺川の沖積地を見下ろす台地の上になるそうです。

 

畑に面しているのは側面と思われます。

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北側にカーブを描く道は、後円部裾に沿っているのでしょうか?

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一周しましたが、草が密で墳丘の感じは全くつかめませんでした。

 

先の本によれば、胴山古墳は他に円墳8基と方墳1基で構成される新町古墳群に属し、東南にある雷電古墳群や牛塚山古墳群を従える立場であったと思われるとのこと。

そのような盟主墳であれば、墳丘の様子を一部でも見られるようにしていただけたらと思います。

 

その600mほど東には坂戸市歴史民俗資料館。土日祝は休館日でした。

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建物は昭和13年築の旧勝呂小学校校舎の一部を移築したものだそう。

歴史民俗資料館内のご案内 - 坂戸市ホームページ

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埴輪や土器も展示されているようなので、次回平日に訪ねたいと思います。