東博の平成館2階で聖徳太子展を見てエスカレーターで降りているときに、右奥の休憩室に十一面観音のシルエットが見えていたので近づいて見ました。
本館の特別展に出ている聖林寺十一面観音の、大変精巧なレプリカでした。
その特別展の関連展示とのこと。三次元計測や透過X線撮影などの科学的な手法を用いつつも、オリジナル像の材料や構造技法を検証するため、可能な限り実物に近い技法で模刻研究したものであるとのこと。
本物ですと言われても普通の人にはわからないでしょう。
特別展の展示はガラスケース越しでしたが、ここでは「生」で見ることができます。
張りのある背中の様子も横から。
実物は6月末に拝観しましたが撮影不可。9月12日までの開催です。