5年前のエントリに寄せていただいたコメントで、三田東急アパートメントがあった場所で再開発工事が進んでいることを知った。
グーグルアースでは今も建物が写っている(2020年10月時点。元和キリシタン遺跡の左側)
三田駅から聖坂を上がると、空が開けていた。
今なお建築途上の蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)
聖坂沿いには、在日クウェート大使館がある。建物は丹下健三が設計、1970年竣工。
その向かい側に、長さ130mほどの仮囲い。
開いていた工事用車両出入り口を。
住友不動産による「エリアを一変させる大規模面開発」が進行中。既存街区4600坪に新街区9100坪が加わって、計1万4000坪。
東京三田再開発プロジェクト|日本のビジネスを牽引する大規模オフィスタワー|住友不動産の賃貸オフィス・賃貸事務所
聖坂沿い仮囲いの南端。
2年前の大体同じ位置から。 大きな建物がまだ存在していた。
5年前も無人だったが、地上部分は有料駐車場として機能していた。
こちらのブログによれば、竣工した1957年当時は日本最大規模193戸の集合住宅だったが2009年3月に「老朽化」で閉鎖されたそうだ。
三田三・四丁目再開発地区(三田東急アパートメント) - 廃墟検索地図
10年もそのまま建っていたが、工事が始まると無くなるのはあっという間。
聖坂側には地上9階の住宅棟が建つ。完成は4年後。
以前からあった既存街区への細道。
かつて横には、壁面が波打つ9階建てがあった。
既存街区に建つ「三田ツインビル西館」は43階建て、高さ179.3m。
細道の先はエレベータ。
エレベータ前の橋上から。
5年前に同じ橋上から。
地上に降りて、クウェート大使館を。
国道15号の札ノ辻交差点に架かる歩道橋上から。
こちら側の街区には、新たに高さ215mのビルが建つそう。
クウェート大使館が望めるのは今だけ。
ズームで。