9月20日、広瀬和雄先生(国立歴史民俗博物館名誉教授)による講義を聴講する機会を得た。主催は朝日カルチャーセンター新宿教室。
昨年12月に出版された本をもとにした、”エキサイティングな”内容で、質問にもしっかり答えていただけて、非常に充実した3時間を過ごさせていただきました。
以下は、ホームページにあった講座案内から。
昨年12月に、『前方後円墳とはなにか』(中公叢書)を出版しました。そこでの最大の論点は、古墳時代研究を縛っている知的枠組みが、激増している考古資料と大幅なズレを生じているのに、一向に新しい古墳時代像が構築されない、というものです。
通説の第一は「前・中期には同盟・連合していた各地の首長層は、やがて後期になると大和政権に服属する」で、第二は「各地の首長層がみずからの意志で前方後円墳をつくった」ですが、それらは幾多の矛盾に満ちています。そうではなく、前方後円墳は中央政権と地方首長層との政治関係をあらわした政治的墳墓で、それを通して中央政権の地方政策が読みとれる、というのが本書の主張です。
今回は、いくつかの事例研究にもとづいて、二、三の論点について講義します。(講師・記)
会場は住友三角ビルの10階でしたが、ビルの1階周りに大屋根広場が完成していました。
かつては外だったエリアが、「内」に。
帰路に見上げた高層ビル群。
日曜日の地下通路は人影まばら。
オリパラの壁画に結構感動しました。
新宿駅西口にて。
かつてここにあった改札が無くなっていました。
改札が無くなって、自由通路に。
通路の側面に新たな改札が出来ていました。
結構感動でしたが、東口側を確認するのを忘れました。