墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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由布岳遠望 @由布岳PA

日出ICからはバイパスに乗り、速水ICから高速に乗って玖珠町を目指した。

日出JCTを抜けるあたりで濃霧になって緊張しながら運転。高原状の気持ちのよい景色が見えたところで休憩所に入った。

 

すぐ背後には豊後富士・由布岳。標高は1583m。

このPAの標高も、640mほどになる。

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山頂付近の崩壊地をズームで。 

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麓の集落を守るための治山事業の説明板があった。

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くらしをまもる治山事業
由布岳の北側斜面には、山頂付近から山腹にかけて約30haに及ぶ大規模な崩壊地があります。この崩壊地は1596年の慶長豊後地震とその後の大雨により発生したと伝えられています。明治26年、昭和25年、昭和57年には台風等に伴う大雨により大量の土砂が流出し、下流の塚原集落に大きな被害を与えました。
このため、上流の国有林を受け持つ林野庁九州森林管理局と下流域の民有林を受け持つ大分県とが、大正時代から100年以上にわたり連携して事業を実施し、治山ダムや山腹工事等の治山施設を整備しています。
近年では、たびたび襲来する台風や平成24年7月の九州北部豪雨、平成28年4月の熊本地震で大量の土砂が発生しましたが、これらの治山施設によって捕捉され、下流の塚原集落の被害を防止しています。

 

PAから進んできた方向を振り返って。塚原集落は高速を挟んだ北側(左)にある。 

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上記の右部分のアップ。

スキー場の緩斜面のような雰囲気だが、木がないということは土石流の跡なのだろう。 

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