前回の宇佐神宮参拝後は、国東半島の首元を日豊本線と並行しながら横断する国道10号を通り抜けて、宿をとっていた杵築へ向かった。車で45分ほどの距離。
まだ明るかったので、ホテルいな里に荷物と車を置いて散策開始。
城下町杵築は溝井川・八坂川の河口の間で標高20mほど丘の上に築かれているが、東西に伸びる谷間のメインストリートによって南北2つの丘に分かれており、坂の多い魅力的な街だった。
北側の丘裾のホテル側から、まず番所の坂を上がる。
緩い傾斜の歩きやすい坂だった。途中に木戸がある。
その先で、北側の丘の稜線を超える。
稜線に沿って、武家屋敷が続く。舗装はあるものの、江戸期の風情。
そのすぐ先、石畳の下りは酢屋の坂。
坂の脇にあった説明板。
日本唯一のサンドイッチ型城下町
江戸時代の町並みがそのまま残る城下町杵築。
杵築城を中心として、南北の高台に勇壮な武家屋敷が、谷間の商人の町を挟んだ「サンドイッチ型」城下町の形状は、日本唯一と言われ、全国初の「きものが似合う歴史的町並み」にも認定された城下町です。
武家屋敷と商人の町をつなぐ酢屋の坂や志保屋の「坂は、テレビドラマなどでもよく使われる町並みの形状がよくわかる絶景スポットです。
下った先に、また上り坂がある。
石畳、石垣・土塀は江戸期の風情。明るいうちに来れてよかった。
下から見上げる酢屋の坂。
高台を南北に分ける街道。建物も景観に合わせて修繕されていて、全体が美しい。
通りを渡って、志保屋(塩屋)の坂を上がる。
志保屋の坂を上がって振り返った対岸の、酢屋の坂。
地元の方のようだったが、坂を楽しんでおられる様子だった。
志保屋の坂をさらに上る。
稜線に出て振り返って。
途中で東側への枝道が。門が開いていたので入ってみた。
すぐ先の突端に「一松邸(ひとつまつてい)」
https://www.city.kitsuki.lg.jp/kanko_rekishi/kankou_spot/jokamachi_sansaku/4643.html
公開時間では無かった。
一松邸の玄関前からは、河口がきれいに眺められた。
左端が杵築城。橋は国道213号線。